子育て中のお母さん、母乳についての悩みはありますか?
私はありました。それは母乳が出過ぎること!
いいことじゃん!と思われるかもしれませんが、当時はとっても辛かったです。
出産前のイメージ
出産に向けて準備を進めるにつれよく耳にする、母乳と粉ミルクどちらがいいか!という問題。
私は出産前からこだわりがなかったので、出る母乳。出ないならミルク。くらいにしか考えていませんでした。
というのも、母乳が出ないという悩みはたくさん耳にするのに、出過ぎる悩みって全く聞いたことがなかったんです!
だから、母乳が出る人は母乳育児。出ない人はミルク育児。
こんな2択のイメージしか持てていませんでした。
妊娠中にやったこと
出産が近づくと産院から乳頭マッサージをするように指導があります。私もそれに従い毎日マッサージをしていました。
入浴中にマッサージをしていると、母乳のような分泌液が出ましたが、このときは

出産前でも母乳ってでるのか〜。母乳育児いけるかも〜
なんて思ってました。
もちろん個人差はありますので、このとき分泌液が出たら産後母乳過多でしんどいよ!とかではありません。
無事に出産。そして入院中に異変が
出産直後、分娩台の上で初乳をあげました。赤ちゃんって産まれたばかりなのにおっぱいの飲み方分かってるんだー。なんて感心しました。
入院中は昼間は赤ちゃんと過ごしたりお見舞いに来てくれた人の対応をしてあっという間に最終日に。
私が出産した産院では最終日が母子同室。
それまでは夜中ミルクをあげてくれていたので、私が母乳をあげていたのは昼間だけ。
夜もしっかり体を休めることができました。
けれど最終日にだんだんと体調が悪くなっていき…寒気、吐き気、関節痛。インフルエンザのような症状が出たのです。
そのため最終日も赤ちゃんは新生児室に預けて体を休めることになりました。
自分でも気づかないうちに疲れが溜まっていたのかな、と思い眠っていた夜中…
おっぱいが痛くて眠れない!!
眠れないどころか、腕を動かすだけで痛みが。
おっぱいは岩のようにガチガチ。四角になったおっぱいを初めて見ました。笑

産後もこんな痛い思いをするなんて聞いてないけど?!泣
赤ちゃんが飲む量以上に母乳が作られすぎていたんですね。
この場合、絞りすぎるとさらに量が増えてしまうので本当は赤ちゃんにしっかり飲んで貰うのが1番ですが、あまりにもガチガチで手で絞るにも限界があったので産院の搾乳機を貸してくれました。
実際に貸していただいたのがこの電動の搾乳機です。コレ、すごかったです!哺乳瓶があっという間にいっぱいになり、胸の張りも落ち着いて、冷やしながらですが眠れるようになりました。
上で紹介した搾乳機はレンタルですがそれでもお高めですし、自宅で使うのはもっと手軽なものでいいかな?と思い我が家は手動タイプを購入しましたが、これでも特に問題はありませんでした。
ホルモンバランスの乱れ?
出産という大仕事を終え、赤ちゃんのために今度は母乳を作り始め…
大きな変化でおそらくホルモンバランスが乱れてしまったんだと思います。
退院の日、なんだか気分が沈んでしまいました。
最後の診察でそんな私を見て先生は漢方薬を処方してくださいました。
地獄のような1ヶ月
母子共に退院し、我が家での生活がスタートしました。
嬉しいはずなのに、私の気分は相変わらず沈んだままでした。
赤ちゃんの泣き声に反応して母乳が作られる際のツーンとした痛み。
赤ちゃんを抱く前からシャワーのように出る母乳。
母乳パッドは変えても変えてもすぐにパンパンに。
夜中に胸の痛みで目が覚めるとパジャマもシーツも母乳で濡れている。
授乳を始めるともう片方からもツーンと痛みがして母乳が出てくるので、授乳しながら反対は哺乳瓶で受け止める…
幸せなイメージがあった授乳の時間が私にとってはツライ時間になってしまいました。

赤ちゃんが泣くと無駄にゆっくり授乳クッション用意して時間稼ぎしてた。
常に授乳のことを考えている状態で、毎日泣いていました。
今思えばなんてことないですが、当時はたぶん産後鬱のような状態だったんだと思います。
授乳が不快に感じる
さらに、授乳中なんともいえないズーーンと落ち込んだ気持ちになるんです。
調べて分かったことですが、これも授乳中に分泌されるオキトキシンというホルモンの影響のようです。
ホルモンの影響の仕方は個人差がかなりあると思いますが、私の場合はよくない方向に影響がでてしまったみたいですね…
母乳を抑える方法はないの?
入院中に乳腺炎になったときから調べまくりました!母乳を増やす方法はいくらでもヒットするんですが、減らす方法ってあんまりないんですよね…
私が見つけたのはこんな方法です。
①体を温めすぎない
②ハーブティーを飲む
③医師に相談のもと薬を服用する
それぞれ解説していきます。
①体を温めすぎない
母乳の出をよくする基本的な方法として、血液の流れをよくする。というのがあります。
なので、これ以上母乳が増えないように…体を温めすぎないこと。
助産師さんから、特に肩甲骨あたりを温めると母乳増えやすいから気をつけてね、と言われました。
私が出産したのは冬だったので地味にきつかったですね。
②ハーブティーを飲む
AMOMAというメーカーのハーブティーをご存知でしょうか?
母乳で悩むお母さんをサポートするハーブティーが3種類販売されています。
✅ミルクアップブレンド・・母乳不足を感じるママのために
✅ミルクスルーブレンド・・母乳の詰まりが気になるママのために
✅ミルクセーブブレンド・・出過ぎる母乳に悩むママに

これだー!!ミルクセーブブレンド!
早速購入し毎日飲みました。
ハーブティーなので即効性はないのかな?劇的に落ち着いた!なんてことはありませんでしたが、なんだか安心感がありました。味はスッとする感じで好みが分かれそう…。
ただこれ、店舗での取り扱いがほとんどないです!
手っ取り早く店舗で購入したかったのですが、我が家の近くのベビーザらス・アカチャンホンポは置いていませんでした。
ミルクアップブレンドは置いてあるんだけどなあ…。
③医師に相談のもと薬を服用する
いろいろ試しましたが、既にメンタルがボロボロの私は、「とにかく母乳をやめたい」そのことで頭がいっぱいでした。そして1ヶ月検診で先生に相談しました。言葉にすると涙が出てきました。

もう母乳やめたいんです…。泣
幸い、私の通う産院は絶対母乳!という方針ではなかったので、先生は私の気持ちを汲んでくださいました。
「1ヶ月しっかりおっぱい飲んだから、赤ちゃんの栄養も免疫力も大丈夫!お母さんがニコニコしてるのが1番大事だからね!」と言われてまた泣きました。
赤ちゃんの体重がしっかり増えていることも確認しての判断だったと思います。
そして処方されたのはカバサールというお薬です。
私の場合、服用した翌日〜2日で明らかに量が減り、そして止まりました!
服用後に授乳しても赤ちゃんに影響はないと説明されましたが、私は授乳後はミルクに切り替えました。
ミルクに切り替えてから
薬を服用して母乳を止めてから、あんなに落ち込んでいたのが嘘のように気分が晴れました。
ホルモンってすごい…と実感しました。
そして冷静になると、せめて3ヶ月は頑張ってもよかったんじゃないかなーと思うようになりました。
だいたい3ヶ月で需要と供給が一致してきて落ち着くといいますよね。
でも当時は本当に本当につらかったので、後悔はしていません。

正直ミルク代は痛いです
ミルクに変えたことによって、私以外でも授乳できるようになったのが1番嬉しかったです!
ミルク育児の1番のメリットですよね!
さらに今は紙パックや缶のミルクも発売されています。
残念ながら我が家は発売前にミルクを卒業しましたが、また子どもができたら絶対活用しようとおもっています。普段使いにはコスパいまいちですが、防災グッズとしては優秀ですよね。
さいごに
母乳過多についての情報があまりなく私自身困ったので今回記事にまとめてみました。
どなたかの参考になれば幸いです。
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